導入効果
～データ連携工数が10分の1に

―　導入効果について教えてください。

まず、DataDeliveryについては、問題なく電子帳簿保存法に対応して保存できています。ASTERIA Warpについては、手作業で変換処理を作成すると単体テストまで含めるとレイアウト１件につき5日はかかるところ、ASTERIA Warpでは1日で２～３件を作成できるようになっており、データ連携の工数が１０分の１以下になりました。

ＪＦＥシステムズのサポート
～電子帳簿保存法に詳しい担当者も入れてチームでサポート

―　ＪＦＥシステムズのサポートはいかがでしたか。

ＪＦＥシステムズにはチームで支援してもらいました。電子帳簿保存法に詳しい担当者も加わり、規定と運用の方針について分かりやすく説明してもらうことができました。質問に丁寧に答えてもらえたので、自信を持って運用に臨むことができています。自分で電子帳簿保存法やその解説を読んでもよく分からなかったので、とても助かりました。

また、ASTERIA Warpのフロー作成について、技術支援を受けました。ＪＦＥシステムズにはサンプルフローを1本作ってもらい、それをベースに分からないところを質問しながら王子ビジネスセンターでフローを作成しています。的確な回答もあり、2か月目にはほとんどの操作を理解でき、内製することができるようになりました。

ＪＦＥシステムズに対する今後の期待

―　今後の取り組みの予定について教えてください。

DataDeliveryもASTERIA Warpも便利なパッケージなので、活用範囲を広げたいと思っています。DataDeliveryは、システムを入れ替えたときの旧システム内データのアーカイブの仕組みとして、ASTERIA Warpは王子ビジネスセンターからデータを提供する際に、グループ会社のシステムにあった形式に変換するツールとして使えるのではないかと考えています。

―　ＪＦＥシステムズに対する今後の期待について教えてください。

ＪＦＥシステムズは採用する・しないにかかわらず、幅広く情報を提供してくれるので助かっています。DataDeliveryやASTERIA Warpの活用範囲を広げるために、他社の活用事例なども共有してもらえればと思います。また、DataDeliveryをより便利に使えるように進化させていってもらえると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

―　お忙しい中、貴重なお話しをありがとうございました。

※　この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、おおよその数で記述しています。