輸送に関わるさまざまな課題を解決するデジタルプラットフォームを提供
- ― DataDeliveryを組み込んでいるSSCV-Smartの概要を教えてください。
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ソリューション事業では、輸送事業者の課題を解決するデジタルプラットフォームSSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)を提供しています。SSCVでは輸送業務支援ソリューションSSCV-Smart、安全運行管理ソリューションSSCV-Safetyおよび車両管理ソリューションSSCV-Vehicleの3つのソリューションをラインナップしています。
SSCV-Smartは、案件の受発注から配車、運行指示書発行、請求まで輸送に関わる業務をWebシステム内で完結し、荷主と輸送事業者双方が業務効率化を図ることができるソリューションです。また、電子帳簿保存法やインボイス制度といった各種法令や制度にも対応しており、ユーザーのコンプライアンス強化も支援しています。
- ― SSCV-Smart を開発・展開されている理由を教えてください。
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物流業界は中小企業が多く、国土交通省物流・自動車局の調査によると、全輸送事業者のうち従業員数50名以下の中小企業が91%を占めています。それもあってか、物流業界ではFAXで注文書などをやりとりして紙で保管するといったアナログな処理が現在も主流です。
中小企業は自社でシステム投資するのが難しく、業務効率化が進まないことが業界全体の課題となっています。加えて、物流業界に限ったことではないと思いますが、中小企業では法令や制度改正についての情報入手が遅くなりがちで、人員不足もあり迅速な対応も難しいのが実情です。

浦瀬 大河 氏
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ロジスティードの物流事業は中小輸送事業者の協力があって成り立っているため、中小輸送事業者が抱える業務効率化やコンプライアンス強化に向けた課題は、当社にとっても解決すべきものでした。そのために開発したのがSSCV-Smartです。
SSCV-Smartは2021年からサービス提供しており、2024年7月現在の利用事業者は約800社です。やり取りされている書類は注文書で月3万件となっています。SSCV-Smartには、2022年10月からDataDeliveryを導入しています。
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