導入効果
～年間合計775,000枚の帳票類をペーパーレス化

―　DataDeliveryを導入後の効果について教えてください。

DataDeliveryを導入して以下の3つの効果が出ています。

1．ペーパーレスの実現

DataDeliveryを導入する前は、グループ全体で仕訳帳約360,000枚、総勘定元帳約330,000枚、固定資産台帳約85,000枚を紙に出力していましたが、それらがすべて電子データとなり合計約775,000枚のペーパーレスを実現しました。

2．紙での管理、処理に関わるコストの削減

紙への出力がなくなったことにより、その後のファイリング、ラベル付け、キャビネット管理、受け渡し簿の作成と記帳、配送といったプロセスも不要となり、それにかかるグループ全体の作業工数も削減できています。

3．検索速度の向上

DataDeliveryはスキャナ保存したファイルも検索が可能です。基幹システムで検索していたときと比べて、その検索速度は格段に速くなりました。

今後の取り組みの予定

―　今後の取り組みについてお聞かせください。

当社はグループ会社の経理・財務部門のDX化やコンプライアンス強化に貢献していく役割も担っています。グループ各社個別では対応が追い付かない部分もあり、グループ全体の業務の最適化という観点でも当社が先導して対応を進めていく必要があると考えます。

今後もDataDelivery利用の有効性を含めたDX化の効果や経理・財務部門に関わる制度改正などの情報をグループ会社に提供し続けていきたいと思っています。

―　お忙しい中、貴重なお話しをありがとうございました。

※　この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、おおよその数で記述しています。