DataDeliveryを選んだ理由

― プロジェクトの中核システムとしてDataDeliveryを選定した経緯を教えてください。

今回、証憑を管理するための電子帳簿システムを選定するにあたり、5つの製品を比較検討しました。
最終的にDataDeliveryを選定する決め手となったのは、「JIIMA認証を網羅的に取得していること」「検索の高速性」「豊富な導入実績と、それに裏打ちされたプロジェクト完遂能力」の3点です。

1. 「JIIMA認証を4つ取得していること」

JIIMA認証制度は、公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会によるソフトウェアなどが電子帳簿保存法の法的要件を満たしているかどうかを示す制度です。DataDeliveryは「電子帳簿ソフト法的要件認証」、「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」、「電子取引ソフト法的要件認証」、「電子書類ソフト法的要件認証」の4つの認証を取得していました。4認証を取得していたのは候補製品の中でDataDeliveryだけであり、信頼性を感じました。

上村 善弘 氏「JIIMA認証の取得数に着目しました」
上村 善弘 氏
2. 「検索の高速性」

システムには最終的に10年分、約7,200万件の証憑を格納することになります。今回選定するシステムには、それら大量の文書を確実に格納でき、管理がしやすいこと、かつ高速に検索できることを求めました。この点でDataDeliveryは群を抜いて優れていました。7,200万件の文書の管理を求めるRFPに対し、多くの製品の回答が「推奨3,000万件まで」「推奨1,000万件」「回答できない」などであったのに対し、DataDeliveryは「1億件以上でも問題ない」との回答でした。デモも見ましたが、確かに検索スピードは「またたく間に」と感じるほど非常に高速なものでした。

3. 「導入実績とそれに裏打ちされたプロジェクト遂行能力」

大企業で何社の導入実績があるかを重視しました。私の経験上、システム導入段階ではしばしば予期せぬ事態が発生します。それを確実に乗り切るには、多くの企業で導入実績があること、つまり場数を踏んでいることが必要だと考えました。JFEシステムズは電子帳票システムを早くから提供しており、シリーズ累計で3,300社以上の電子帳簿保存法の適用実績がありました。多くの大企業でも導入されていることから、実績、経験ともに十分であると考えました。

田中 慧磨 氏「評価においては導入実績と知見を重視しました」
田中 慧磨 氏
― 導入フェーズやその後の対応はいかがでしたでしょうか。

システム導入については、手厚いサポートがありました。要件定義では当社の状況をしっかりとヒアリングし、我々の課題に応じた提案をしていただきました。実際の導入においてもいくつか問合せしましたが、素早く回答をもらえました。また、実運用が始まってからも担当SEの方から適宜フォローをいただいておりとても助かっています。

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