DataDeliveryの活用状況

― 現在、DataDeliveryはどのようにお使いになっていますか。

保険契約に関するデータやPDF文書の管理に活用しています。

生命保険契約に関するデータは大量にあります。契約情報は、生命保険という特性上、永久または半永久的に保管しておく必要があり、既に満了(終了)した契約(消滅マスタ)が何千万件という単位で存在します。また、レートファイル(※1)は、保険商品ごとに存在し、膨大な数におよびます。

保険契約に関するデータやPDF文書の管理に活用しています。

※1各種計算の基になるファイル

製品選定の要件~長期間使える安心できる製品を希望~

― DataDelivery導入の経緯を教えてください。

最初は、COMフィルム(以下、COM)への変換サービスが停止されることにより今後新規に発生するデータの管理および消滅マスタのデータ管理の代替システムを導入すべく、検討を開始しました。以前からお付き合いのあった明治安田システム・テクノロジー(MYTECNO)社からパートナー会社であるCDSテクノロジーで扱っている、DataDeliveryを紹介していただきました。

― どのような条件で製品選定されたのでしょうか。

以下の条件で比較検討しました。

1.長期間の使用に耐えうる安心できる製品であること

生命保険は、商品の特性上、契約期間が長く、永久又は半永久的にデータを保存・利用します。予期しないエラーや障害、セキュリティ上のリスクなどに柔軟に対応できることが、絶対の条件でした。

また、長期間に渡って利用するわけですから、安心して利用できるようサポートがしっかりしているベンダーの製品であることや、サポート費用が急に値上がりする恐れがないことも比較材料としました。

三沢氏「大量のデータでも、レスポンスよく必要なデータを抽出できます」
三沢氏
2.サポート体制および保守性が高いこと

DataDeliveryは汎用的なデータベースではなく、独自データベースを使用しています。独自データベースですので、何か問題が発生した場合、販売元であるJFEシステムズの迅速なサポートを受けることが可能であることも大きなポイントでした。また、システム構成がシンプルで保守性が高いこともポイントでした。

3.検索が速いことおよび使い勝手がいいこと

消滅マスタの検索はAccessファイルで行っており、データファイルだけで10ファイルありました。当然、検索スピードも遅く、自由度の高い検索も行うことが出来ませんでした。Accessでのデータ管理からの脱却、ユーザー部門にとって使い勝手の良い製品を求めていました。

これらの条件で比較検討した結果や他部門でJFEシステムズの電子帳票システムFiBridgeIIを利用していたこともあり、最も条件を満たしていた同社のDataDeliveryを導入することにしました。

事例カタログダウンロード:こちらの記事のPDF版をダウンロードしてご覧いただくことができます。 別タブで開きます資料請求フォーム

1 2 3 4

電子帳簿システム「DataDelivery」をご検討の方はこちら

  • Tel03-5418-2377
    受付時間 9時~17時30分/月~金(祝日、当社指定の休業日を除く)